自動演奏がすごかった!

前回紹介した私のグランドピアノの自動演奏には

フロッピーが必要でした

父はYAMAHAの方と相談して

名曲集や季節のピアノ曲、当時日本で有名になったピアニストのフロッピーを購入してくれました

ベートーヴェンのソナタは、ゲルハルト・オピッツ

ショパンは、第11回ショパン国際ピアノコンクールで優勝して日本でも大人気のスタニスラフ・ブーニン(ソ連)

この2人の演奏は良く聴きました♪

 

カタカタと動く鍵盤

どんな指使いなんだろうか?と想像しながら聴きました

 

仕組みが複雑で効果が大きいペダルについては、

右側のダンパーペダルが踏まれると、ダンパーが一斉に上がり弦が解放され

曲によってガタガタと忙しく使われたり、ゆっくりと踏まれたり、いつまでも踏まれっぱなしだったり

鍵盤が下がる前に踏まれたり、鍵盤と同時に踏まれたり、鍵盤の後に踏まれたり

 

真ん中のソステヌートペダルは、本当にまれにしか使われないのですが

踏んだ時点で押されていた鍵盤のダンパーだけが上がったままになるのです!

1つ2つポコッと上がったままのダンパーは滑稽でした

どうなってるの??

私はこのマニアックなペダルが好きで、たくさん遊びました(^^♪

 

左側のソフトぺダルが踏まれると、鍵盤がガタッと音を立てて横に動き同時に弦をたたくハンマーがずれる

ずれたハンマーが1本少ない状態の弦をたたく事で、音量をおさえる

 

3つのペダルの作りに感動し、演奏での使われ方が特に勉強になりました

最初の頃は、グランドピアノの構造が面白くて

ピアノの練習よりも自動演奏を聴いている時間のほうが長かったくらいです

 

家にいながら、ピアニストの演奏を聴ける!

ピアノの楽器としての素晴らしさを体感できる!

自動演奏って、すごかった!!

私が弾かなくなってもいいように付属した自動演奏機能が

ピアノへの興味や音感、聴く耳を育ててくれたと思います